2017/5/07 輝け☆青春パラダイス!

4日ほど過ぎた5/11。
2017/5/11 ROXX THE CHERRY COKE$/HenLee/PRAISE
という記事を書こうとして、うっかり5/7の記事に上書き。
最近これ系の失敗続きで、
だいぶ悲しくなっているところ。

同じ熱量で同じものを書くのは難しいので、
数日過ぎた今あらためて思うことでも書いてみる。
前回の記事とは全然違うことをご了承ください。

仙台から帰ってくるのが早朝だったので、行けるか分からなくて今回は予約せず。
確かに体は重かったけど、それでも今までタイミングが合わずに行けていなかったKAMIKAKUSHIを見てみたかった。結果的に、これは行って大正解で、KAMIKAKUSHIは震えが来るほど格好良かった。
全身重いからカウンターにあった椅子に座っていたけど、何度かフロア行こうかなと思ってしまうほどだった。

出演していた高校生バンドも、それぞれ個性的。

・Chololate Lily
・へりんぐろう。
の2つは選曲も演奏も、非常に好み。
ほかのバンドも含めて、機会があれば、またぜひ。



ライブ後、主催側のtweetを見た。
(ブログに個人名を極力載せないルールにしているので、こういう書き方になりすみません)
それは、
「客観的に見る人間が出てきた場合、そのライブにお金を払う価値はあるかも考えるべき。
無教養だと大人を楽しませるのは難しい」
というもの。

これを読んでtweetしたんだけど、なんとなく、うまく書ききれなかった思いが拭えない。
そこで、今回は、ブログ記事も飛んでしまったことだし、
私も主催の意見に同意なので、それを前提に、いろいろ思うことを書いてみる。
楽器や音楽に関する知識はないため、通りすがりの客として。

・チケット代を払うということ
今回のライブはチケット代が1000円だった。この金額について、特に安いとも高いとも思っていない。
ただ少なくとも「1000円以上の価値」があるだろうと考えたから見に行った。
そして私にとっては、1000円以上の価値があった。だから、また行きたいと考えている。

1000円でライブを見たとして、
ものすごく良かったら、次は1500円でも払うだろう。
でもイマイチだったら無料でも行きたくない。
私にとって、チケット代って、そんな感じ。

有名バンドでも、高校生バンドでも、それは同じな気がする。

もちろん、まだ若いんで、っていうエクスキューズは、有効だ。
だけど、そのエクスキューズを使うライブにお金を出したいとは思わないかも。
なぜなら私は関係者じゃなく通りすがりの客だから。
あのtweetにあったとおり、「お金を払う価値があるか」を考えるって大事だと思う。

例えを挙げてみる。

私は文章を書いて報酬を得たりしている。そのときは、顧客と読み手のことを最大限に考えて、ものすごく神経を使って文章を書いている。お金を貰う以上は、それを上回る価値のあるものを提供したいと考えているからだ。しかし、このブログは個人的な趣味の日記なので、報酬を得るものと同じには考えてない(もちろん読み手には配慮する)。でも「無料」だからといって適当に書いているわけでもない。自分で決めた幾つかのルールは守っている。基本的には同じことをしている。有料無料のちがいって、私のイメージでは、そういう感じ。

・時間について

tweetにも書いたけど、私はどちらかというと、お金よりも時間を払っているような感覚で見ている。
もちろんお金も大事だけど、老い先短い私には、時間も、とても貴重なものだからだ。
1バンドあたりの持ち時間はライブによって違う。
けど、その20分なり2時間なりを楽しくさせてくれるライブが見たいなーと、いつも思う。
たとえミスやトラブルがあっても、楽しく熱中させてくれたら気にならない。
逆に楽しくないライブは5分見るのもつらい。

上手か下手かも気にしていない。
演奏が上手じゃなくても魂を打つバンドなんていくらでもあるからだ。
MCは内容による。
とにかく、その時間をめちゃくちゃ楽しませてくれたらいいなーと思う。
さらにライブの前後まで楽しかったら言うことない。
そのあたり全部に「教養」とかが絡んでくる気がする。

・教養と礼節
教養で思い出したので、ついでに余談。
歌詞の内容や、バンドのスタイルによっては「アリ」だと思うものもあるので100%とは言わないけど、
私は基本的に、演者に脈絡なく中指を立てられるのは好きじゃない。
5exitのAll my hateみたいな歌詞だったら全く気にならない。
あとRADIOTSみたいに、ただただ格好いいバンドでも気にならない。
でも、そういうのナシで、何の脈絡もなく中指を立てられると、
「なぜお金を払って中指を立てられなければならないのか」
と一瞬で冷める。
つまり、きちんと理由付けがあるものなら納得する、ということになる。
ここらへんもまた、教養とか礼節っていうのに関係するように感じている。
(※あくまで私の個人的な感想)

・おわりに
いろいろ書いたけど、結局は、私の場合、
「ライブが良ければ次も見に行く」
「ライブ以外も考慮対象」
「良さ=上手さとは限らない」

ということに尽きる。

好きになれなかったのに敗者復活っていうケースもある。
印象が悪すぎて見ること自体を避けてしまうバンドもある。
いずれにせよ「縁」だと最近すごく思う。
これからも、良い縁に恵まれて、たくさん好きなバンドが増えたらいいな。

高校生でバンドやってる、って、ものすごーく憧れる。
みんな、きらきらしている。
どんなに憧れても、さすがに時間は巻き戻せないから、フロアから眩しい気持ちで見ている。

いつか、この中の誰かが、ツアーバンドと対バンしたり、八食出たりするのかなー、とか思うと、わくわくする。
とても。

読み返して見ると、たいしたこと書いてないな。まあいいか。

また見るのを、すごく楽しみにしている。

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