2019/11/10 八戸FOR ME

ATATA×MOROHA Presents
ATATA Rythmique Release Tour 2019
MOROHA Ⅳ Release TOUR "対"

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2019年49本め。
これを書いているのは2020年11月3日。
あと少しで1年が過ぎてしまう。

こんなに日数が過ぎてしまえば思い出せないかといえば、そういうわけでもない。

仙台にATATAを見に行ったとき「八戸でライブがあること」を知った。
告知前だったけどツアーTには八戸という記載があって、とてもうれしかったのが、忘れられない。

"Rythmique"は発売が4月24日前後で、八戸は桜の季節。
公園の駐車場に車を停めて、1人、桜を見ながら何度も繰り返し聞いた。
その記憶が強く残っていて、あのCDを聞くたび思い出す。
Rythmiqueの中ではWillow St.が特に好き。

Willow St.に限らず、私の場合、ATATAは曲だけでなく歌詞が実に良いと感じる。
短ければ短いほど文章は難しい。
でもATATAの場合は表現がうつくしいだけでなく、しっかりと研がれている。
どうやったら、ああいうものが書けるのだろうと新しい曲を聞くたび思う。

2019年は私にとって、わりと激動の年だった。
2月に犬の病気が発覚して3月には手術。
7月くらいに会社が閉鎖になると決まり、9月末で無職。
11月は1日犬と並んで過ごしていて幸せだったけれど、終わりの日が近付いているのが目に見えて分かって、現実が重かった。

そういう重い現実を、少しだけ、忘れさせてもらえた。
久々のMOROHAも、響いた。

重苦しい日々を過ごしている人は大勢いる。
生きているあいだは、乗り越えたり乗り越えなかったりしながら、過ごしていくしかない。
こういう「少し忘れられる時間」がある有難さを、特に感じた日だった。

終わり時間が早いから1日がとても有意義なのも好き。
今回は地元だから何時終わりでもよかったけれど、遠征のときは本当に助かる。
見知らぬ子を駅まで送り届けてから、八食センターに行って、にんにくラーメンを食べて帰宅。
お酒を飲んだあと、にんにくラーメンを食べて帰れるなんて。

乗り越えられた気はしないけれど、1年が過ぎて、ようやく、少しだけ振り返れるようになってきた。
変な感染症が流行ったおかげで、ライブを見るどころか外に出る機会も減っている。
ストレスという言葉だけでは表現しきれない。

それでも、どうにか1年が過ぎる。
思い出だけでは生きられないけれど、思い出が支えてくれる部分が大きい。
重苦しい日々を救ってくれたライブの1つだと感じる。
またいつか地元で見られる日が来ることを願っている。