on the way to...

ライブ日記です

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2016年08月

2016/08/21 八食サマーフリーライブ2016 2日目

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(1日目はコチラ) 

日曜日。
起きた時点では強めの雨が降っていた。でも中止の告知はなかった。
天気予報では午後からは「曇り」になっていたものの、悪天候のせいか、会場は前日ほどの混雑ではなかった。

FEELFLIPのスパイダーマンたち、見ていて楽しい。
反対側のステージではCOUNTRY YARDがスタンバイしていた。
ここ何回か、八戸でのライブに行けてなかったから、
ずっと楽しみにしていたのだった。最近ずっとI'll be with youばかり聞いていた。
わたしが現体制のカントリーを見るのは、これが最後になる。そういう切なさと、台風で中止にならなかった喜びで、涙が出た。カントリーが終わってから、みんながたいちゃんに向けて拍手してた。

カントリーの次がINFOGだった。
友達と、「INFOG見る」と約束していたので、前のほうで待機した。
前回見たのは5exitのツアーのときで、そのときも「いいな」とは思っていたんだ。
そして、しばらくライブに行っていない間に周囲からどんどん「INFOGが良い」って声が聞こえてたから気になっていて、今回数年ぶりにライブを見たら、ぐっと進化してた。
MCで、先輩バンドや、八食に出ることへの思いを熱く語っていた。涙腺を刺激された。
あとから通路で会って、ライブ良かった、という話になったんだけど、そのとき、
「ライブ終わったら、後ろにきくさんと木下さんがいて、褒められた、嬉しかった」
ということを、赤い目で教えてくれた。泣きそうになった。

ATATAは、『JOY完全再現GIG』ということで、収録曲全部やってくれた。
それは嬉しかったけど、個人的に「star soldier」が聞きたかったから、そこは残念だった。
始まる前にホルスタインの曲をやっていたみたいで(わたしはわからない)、
周囲のテンションが高くなっていた。
それにしても「song of joy」は名曲。ほんとATATAのライブ好き。
ライブ終わった後すごく、いい気持ちになれる。スペシャルな感じがする。

その次に見たのが、locofrank。
今年はlocofrankと縁があるようで、これで4回目(八戸ワンマン、KRF、渋谷)。
八食以外で初めて行ったフェスが、ロコフェスだった。
ずっと端のほうにいたけど、さすがにこコレは我慢できずにピットへ。
ものすごかった。熱量に圧倒された。
わたしは木下さんの声、すごく好きなんだ。
もし生まれ変われるなら、こういう声の男性になりたい、それでバンドやりたい。いつも、そう思う。
ぐちゃぐちゃになりながら楽しんできた。面白かった。

そしてUNLIMITS。
2013年に、八食に初めて来たときに演奏していたのが、アンリミだった。
あのとき、駐車場について車から降りたら、葉子さんの澄んだ伸びやかな声が晴れた空に響いていて、もっと聞いてみたいと思った。すごく好みだった。八食でアンリミを聞くたび、いつもその気持ちが蘇る。
それに加えて今年は、去年のこともあるからラスト2曲は特に泣けた。
ライブ自体を楽しみたいから、本当はいつも泣かないようにしているのに。日曜は終日泣いていた気がする。

台風で中止なんて考えられなかったから、
開催されただけで嬉しかった。

天気予報通りにはいかず、午後になっても雨が降っていたけど、
G-FEAK FACTORYが終わったとたん、嘘みたいに雨が上がってた。
「日はまだ高く」は聞く回数を増すごとに心に沁みる。
「EVEN」のように何か思い出があるわけじゃないけど、ライブで聞くたびに好きになっていく気がする。

そういえば、テレビや動画で見たことはあったけど、MOROHAのライブは初めてだった。
MCが、すごく印象に残っている。
「(自分が)ここにいるのは少し違うかもしれない。でも、これは【平日枠】。みんなは今まで日曜日を楽しんでた。そして間に平日(=MOROHAのこと)があって、このあと、G4N、Re:turn、OVER ARM THROW、HEY-SMITHがある。また日曜日が来る」
みたいなことを言っていた。
もちろんMOROHAが大好きなひともいるわけだし、別に平日枠とか思わない。
でも、うまいこというなあと感心した。

MOROHAの言うところの【日曜日枠】に戻り、Re:turnが始まった。わたしが今までに見たRe:turnのライブで一番だと感じた。地元バンドだから、あるいは、地元民だからって見たわけじゃない。純粋に、「Re:turnが見たい」と思って見た。だから、すごく満足した。
すごく印象にあるのは、今年は、遠征してきたひとたち(複数)に、「Re:turnすごく良かった」と言われたこと。
トリだった去年も言われたりしたけど、今年のほうがずっと言われた回数は多かった。
毎回全力でやってる状態で、今年のほうがいい感想を持つ人が多いってことは、純粋に「すごくなってる」ってことだと思った。全然関係者じゃない通りすがりの客だけど誇らしくなってしまった。
友達に「CD買ってきて」と頼まれたのも、すごく嬉しかった。

HEY-SMITHは確かNUBOの対バンで見たとき以来だと思う。盛岡かな。
今更かもしれないけど最近ものすごくendless sorrowが好き。
ずっと地面が思いっきり揺れてた。地震みたいに。
すごかった。

その次がOVER ARM THROWだった。
いつからか分からないけど、ぼろぼろと涙が出て、止まらなくなった。

台風で中止にもならなかったし、今回は3人揃ってるし、どこにいるかわからないけどきっとわたしの好きなひとたちも近くで同じ風景を見ているだろうし、去年は八食で見ることが出来なかったし、去年のSiMとかアンリミも思い出したりした。そんなこんなで嬉しさが爆発した。
でも、たぶんそれだけじゃない。
2週間くらい前に、今までの人生はなんだったのだろう、と思うような出来事があった。ものごころついてからずっと頑張ってきたことになにひとつ意味はなかったと思わざるを得ないような出来事が。でも、この日があることに支えられてた。ライブそのものや、会いたい人がいることが、わたしを支えてた。ささやかだし、くだらないかもしれないけど、救いだった。だから、その日を迎えられて良かったと思った。
そういういろんな気持ちが混ざって泣いた気がする。子供のころから考えても、あれほど泣いたことはない。
でも自分の心境は差し引いても、熱のこもった、かっこいいライブだった。

3人揃った状態のOVER ARM THROWを初めて見た友達がいる。
ライブが終わってから「ものすごく感動した」という内容の長いLINEが来てた。

誰かにとって最高でも、誰かにとってはそうでもないことがある。いろんな要素が揃って「最高」と感じるんだと思う。少なくとも、わたしにとっては、ものすごく意味合いの深い一日だった。
去年からの続きの気もする。でも、2013年からの続きな気もする。
どれだけライブに行っても、いつも「もっと」って思う。もっと見たい、もっと聞きたい、って思う。でも、この日はそういう感じがしなくて、ものすごく満たされた。
始まる前に、見知らぬ綺麗なひとが「泣き過ぎ、うつるからやめて」って言ってきたし、近くにいた友達はうつって泣いてたらしいし、遠くにいた友達にも「近くにいなくて良かった」って呆れられたし、自分でもドン引きしたくらいだ。でも、どうにもできなかった。
Dear my songsあたりで復活して元気になって、終わってからまた泣いた。
わたしはばかだな、と思う。でも、また八食で見ることが出来たのは、わたしには、かけがえのないことだった。

MCで、冗談めかして、「(出演は)シフト制だから」って言ってた。
でも違うと思う。OVER ARM THROWに関して言えば絶対違うと思う。
去年31バンドだったのも、みんなが去年泣いたのも、SiMのZINNIAも、バスタオルも、それを示してる気がする。仮に、シフト制だとしてもそれを超越した存在のバンドが幾つかあって、OVER ARM THROWが、そのうちのひとつなんじゃないかな、って友達とも話してた。愛されかたが、そういう感じな気がする。

終わって着替えて、日が暮れ始めて、少しずつ帰る人がいて、ちょっと寂しくなった。

いろいろ問題があるから、安定してずっと続くか分からない。必ず来年同じ場所で会えるとは限らない。
でも、ずっと続くといいなと心の底から思ったし、そのために出来ることがあるなら協力したいと思う。
全てを通して、ひとによって、受けた印象は様々あると思う。
わたしにとっては「終わってほしくない」って思うくらい楽しい一日だった。

また来年も開催されますように。

(1日目はコチラ) 

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2016/08/20 八食サマーフリーライブ2016 1日目

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土曜は、終日気温が高かった。

SiM→大トリだった昨年のMCで「来年はトップバッターやります」と宣言し、それが実現。それもあってか、朝から大混雑していた。トップバッターが発表になったとき、朝イチでの入場規制を懸念したけど、大丈夫だった。昨年よりは余裕があった。相変わらず綺麗で激しくて強烈だった。去年のZINNIA思い出して、胸が熱くなった。

四星球→開始前に謎のアナウンスが流れて、黒い幕が引かれると貝殻の水着を付けた四星球が登場。相変わらずの面白さ。物販エリアのほうまで踊りの列が続いていた。SiMからの、四星球。このギャップが良かった。

Interloper→かっこよかった。発表になったとき嬉しかったし楽しみにしていた。ROXXで見るのも好きだけど、八食のステージは格別だった。

Dizzy Sunfist→やっぱり初めて見たときを思い出した。MCで、八食大好きなんだな、と伝わってきた。いつも熱くて、かわいらしくて、かっこよくて、全力な感じが大好き。どんどん大きくなってて、見ていてわくわくする。どこまでも大きくなったらいいな。4月のライブ骨折中だったから我慢したんだけど後悔していて、もう怪我でライブ行けないのは嫌だなって思った。

snatch→初めて聞いたのは、2013年だと思う。そのあとすぐにライブがあって、ものすごく良いタイミングで行くことが出来て、あれ以来ずっとものすごく好きで、いつか八食で見たいと思っていた。念願叶って見ることが出来て、すごく嬉しかった。1曲目がDRAW THE ROADで、わたしも含めて周囲のテンションがいきなり高くて、ちょっと油断して頬を柵に強打したけどそれでも楽しくて楽しくて仕方なかった。ただ位置的にちょうどピットに巻き込まれる感じになってしまって、見るのに集中できなくなったから最前から下がった。いままで最前にいるときは(巻き込まれて下がる羽目になる以外は)下がったことがなかったから、だいぶ残念だった。
でも、そのおかげで、かなりいい場所から全体を見渡せたので、それは良かったな、と思っている。弘前にも行きたかったけど、行けなくて残念。そのかわり、八食で満喫してきた。

ずっと動き続けていたので、すごく疲れてしまって、ここで八食の中へ。
買い物して食べたりして休んでいて、外に出ようと思ったら、ものすごく大粒の雨が降ってた。
ホスコの最中だと気付いた時は、さすがに驚いた。雨の中見たひとたちは大変だったと思うけど気温も高くて大粒の雨で、ほんとにスコールで、演出のようだなって思った。

その段階でNUBO前。
長靴を持っていくべきだった。スニーカーだった。そしてNUBOのときには、当然、もうアチコチが水たまりだらけになっていた。NUBOが始まるころには雨が弱まっていて、最中に止んだ気がする。気にしていなかったせいか、あまり覚えていない。
NUBO、いつもとても幸せな気持ちになる。わたしはサークルがあまり好きではないけど、NUBOだけは絶対入らずにはいられない。にこにこしながら輪になって、ぐるぐるまわって、終わってハイタッチしてるひとたちの姿を見ると、いつも幸せな気持ちになる。NUBOを見てるひとたちの笑顔があまりにも綺麗で、うっとりする。最高だと思う。

トリはTHE CHERRY COKE$で、後ろのほうで聞いた。クルーズの件、4人くらいで行けば1人あたり約8万円くらいとのこと。実は、かなり行きたいと思っているけど日程的に難しいし絶対行けないだろう。それでも、そのイベントについて調べてるだけでもわくわくしてる。
前回の仙台も楽しかったけど、やっぱり八食で見るのは格別だった。チェリコを聞いてると、いつも、ものすごく飲んでばかりいた時代を思い出して、甘酸っぱい気持ちになる。ものすごく楽しかった。衝動的で、若くてきらきらしていた時代。見るたびに好きな度合いが増していく。 あっというまに一日が終わった。見たいバンドだらけで七輪村にも行かず、ずっとステージか物販のエリアにばかりいた。膝から汗が玉のように吹き出していて、びっくりした。

初めて行ったライブが、2013年の八食だった。
誰も知っているひとなどいなくて、それでもライブは楽しかったけど、
どこか遠くから眺めているようなアウェイ感があった。
何も分からない状態だったから、戸惑っていた。

丸3年が過ぎて、知っているひとも曲もたくさんたくさん増えて、
思いっきり歌ったり笑ったり出来て、あのころみたいな寂しさはなくて、
自分が「ちゃんと」そこにいる感覚があって嬉しかった。

夜は「みろく横丁」へ。
期間中に行ったのは初めて。
チェリコが無料ライブをしていることもあって、
ものすごく混雑していた。
賑やかで、普段とは全く違っていた。

あっというまに土曜日が終わった。
なるべくたくさん見たくて、ほとんど外にいたから七輪村にも行けなかった。
歩いていると、知っている顔がたくさんで、
みんな楽しそうにしているからますます楽しくなった。

遅い時間に「台風の影響で中止になる可能性がある」と知った。
でも中止なんて考えられなくて、
何十年ぶりに、てるてる坊主を作って寝た。子供みたいに、祈るような気持ちで。


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2016/8/7 八戸ROXX/HSFL SECURITY 2016 day2/ROYAL HARMONIX/rhyrhyrhythm/FULLCOUNT/LOVESTRUCK/sandline

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※写真は2013年のhsflです。

HSFL SECURITY 2016 day2

・ROYAL HARMONIX
・rhyrhyrhythm
・FULLCOUNT
・LOVESTRUCK
・sandline

普段なら、どんなに昼間暑くても夜には気温が下がる。
それなのに8/7は、朝からの強烈な暑さが夜になっても続いていた。外よりROXXの中にいるほうが涼しい、というのは、滅多にないように思う。

startに間に合わず、ROYAL HERMONIXが終わる直前に入った。
入ってすぐに、最前列にセキュリティが4人整列して、飛んだ子を受け止めたりしてて、そういう企画なのかと少し焦ったんだけど、その曲のときだけだった。面白かった。

2番目のsandline、思わずふらふら前に行ってしまうくらいに、良かった。歌も曲も好きな感じだったし、なにより、演奏してるときの笑顔が印象に残った。音源聞いてみたいなーって思って翌日になって探しちゃったくらいだ。
終わってから周囲に「すごく良かった」って話したら、「好きそうな感じだもんね」と言われた。
でも、少し違うんだよ。
「こういうジャンルだから」「こういう声だから」というのは、好きになる要素の、ごくごく微細な部分でしかない。
作り出す雰囲気や、見ているときの気分も何もかも全部ひっくるめて良かったら、また見たくなるんじゃないかなーと思っているし、sandlineを見て、また見たいと思ったのは、そういう全部が良い感じだった気がする。

LOVESTRUCKが休む、というのは初耳だった。
「年を取るほど、続ける理由も、続けられない理由も出来る」という(確か大月さんの)言葉を思い出した。
ラブストは若いけど、たぶん年だけじゃなく、そういうものなんだろう。
ROXXに通うようになってからは頻繁に見ていたので、とても寂しく思う。
ただ、さきちゃんが、解散も出来るけど休止、と言っていた。
とても前向きと思う。
いろいろ事情はあるだろうし、続けるのが難しい時期もあるだろうけど、
いつかまた戻ってきてくれるときを楽しみにしたいな、と思っている。

そしてrhyrhyrhythmは昨日も熱かった。
見ててテンション上がる。rhyrhyrhythmのライブは熱感があって好き。
MCで「いつか八食」って話をしていて、わくわくした。
わたしも「いつか八食で見たい」って思ってる。そうなる日を楽しみにしている。

バンドや、人によって、スタンスは様々だろうから、必ずしも明確な目標なんてなくてもいいし、楽しかったらそれが答えなんじゃないかと感じている。そして、そういう様々な部分に共感して好きになったり、相容れなくなって離れたりするものだろうし、それでいいんだと思う。
でも、見ている側も含めて、進みたい場所があるほうが熱くなれるし楽しさも増すと思うから、
本当に、いつかそうなればいいなあと昨日思った。

ああ、それで思い出したけど、F.A.DでUNLIMITSの大月さんに出くわしたので、
「UNLIMITSのレコ発で、対バンがrhyrhyrhythmなのが、すごく嬉しい、ありがとう」
と言ってきた。言わなくてもいいかもしれないけど、言わなくちゃ伝わらないしな。
今から、すごく楽しみにしている。

FULLCOUNTが始まるとき、「農業系バンド」って話が出て、「なぜだ」と思ったんだけど、あとから思い出した。
去年チケットに米が付いていた!(細かいニュアンスは違うかもだけど)
物販で米って斬新だった。
(でも八戸はチケットに寿司が付いたりもするから、
もはや何が普通で何が特殊なのかもわからなくなりつつある)
そして昨日は、物販にプチトマトが出ていた。
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我が家は大量に収穫中なので貰っては帰らなかったけど、その場でいただいた。
甘くて、色が濃くて綺麗で、おいしかった。
ライブは、勢いが凄くて楽しかった。
最後のあたり、何人か同時に飛んで同じ場所に落ちる、っていうあたり頬が痛くなるくらい笑った。
FULLCOUNTのとき、ヤジが結構飛んでいた。
「愛情こもったヤジとか意味わかんねえし、うるせえよ」って、いつもは思う。
でも、どういうわけだか昨日は不快に感じなかった。いいライブだった。

今年に入るまで、地元バンドだけのライブを見に行ったことがなかった。
ライブを好きになったきっかけを考えたら特に不自然なことじゃないし、それはそれで楽しかった。
でも、そのおかげで、いま新鮮な気持ちで、こういう企画が楽しめるのかもしれない。

ライブ終わってすぐに流れたBGMが、G-FREAK FACTORYの「日はまだ高く」だった。
そのとき、口ずさんでいるひともいたし、跳ねているひと(=わたし、旦那)もいたけど、
みんな、ほとんど、普通にしてて。
で、「魔法のように」のとこだけ、結構な人数が、きれいに揃って歌ってた。
胸が熱くなった。
ちょっとしたことかもしれないけど、きゅんとした。
あれが「日はまだ高く」であることに、すごく意味があった気がしている。

せっかく誘ってもらったのに、最後までいられなくて残念だった。
もっといろんな話を聞いてみたかったなー。
すごく充実した時間だった。
バンドっていいよねえ、夢があるよねえ、という話をしまくってた。
「いまからでもやってみては」って話があったけど、さすがに無謀だから生まれ変わってから頑張ることにする。
でも人の追う夢を見ているだけでも、結構幸せな気がしている。

2016/7/31 横浜F.A.D/OVER ARM THROW

2014年の8月1日は、今年みたいに、とても暑い日だった。
F.A.Dの中はSABOTEN終わる頃には灼熱で、汗も出なくなるくらいだった。

きくさん倒れちゃって、「半券取っておいて」ってようへいさんが言ってた。
ツーマンだったから曲数も少なくはなかったし、代打も出たし、それはそれでたくさん楽しませてもらったのに。

あの日から2年。
2年越しの約束、OVER ARM THROWが叶えてくれた。

オトナになればなるほど、約束は、難しくなるよね。守らない理由なんて、いくらでも作れる。
でも守ってくれた。

発表のとき、どんなに嬉しかったか。
言葉に出来ないくらい、ただ嬉しくて、もう絶対に行く、って思った。他の選択肢なんてなかった。約束だったし。

今回も変形ステージで、横長にしてあって、わたしは普段ステージになっている一段高い場所からSABOTENを見てた。
フロア全部を見渡せた。壮観だった。感動した。
すごく楽しい気持ちで見ていたのに、途中で涙がボタボタ出た。
あの日は気温だけじゃなくフロアも熱くてフラフラして、まだライブ初心者すぎてウロウロしてたからかかと落としくらいまくって目が回って、そして目の前できくさんが倒れてびっくりして、心配で、そしたらようへいさんがみんなに、「心配だよね、俺も心配だ」って言って、なんだか思い出したら書いてる今になって泣きそう。

OVER ARM THROWが始まって1曲目がall〜だったから、あの日のセトリだって気付いて嬉しかった。star4つだ!って、浮かれた。左前で見た。ステージ近かった。
何も考えられなかった。ただ嬉しくて、楽しくて、いつも通り幸せだった。2年前より更に知ってる笑顔が増えていて、そういうのも素敵だなあと思った。
「身内ノリ」て言葉がMCでも出ていたけど、わたしは別に身内ノリは良いと思うんだよ。初めてのひとが嫌な思いをするような身内ノリではないと感じるから。

あたま空っぽにして、笑って、歌って、騒いで、跳ねて、何も考えないで、ただライブ楽しんだ。
いろいろあった何もかも全部が報われたような気持ちになるのだ、毎回。
頑張って無駄でも、分かり合えなくてつらくても、悔しくても、むなしくても、心折れそうになっても。
もちろん、ここだけに救いを求めるんじゃなく、そういう場所を増やしていこうって思うけど。

今回はアンコールまで聞けて、リトライは完全成功で、満喫した。

終わってからだらだらして、ほとんど閉まっている中華街で食事して部屋飲みしてベッドにダイブして、そういう感じ。

10月にワンマンがあるんだって。
まだ来られるかは分からないけど、来れたらいいな。
またこんなふうに過ごしたいし、そうなるように頑張らなくちゃだ。

最近思うんだけど、

楽しい時間は一瞬で過ぎるし、時間を巻き戻したいけど、それは出来ない。分かってるし、こんなふうに終わっちゃって残念だと思える時間にこそ価値がある。さきに進むからこそ、また別の場所で、別の素晴らしい体験が出来る。
進むからこそ、生きる喜びが感じられる、ていう気がする。

ライブに限らずね。

そして、ライブ以外にも素晴らしいものがたくさんあるし、そういうのをたくさん見つつ、ライブやライブに行くことを「最高だな」って思いつづけたいなあ、と。

視野を広げつづけたいんだ。

前、もっと定期的にいろいろ業務的に書いていたころ、すごく書くのが面倒だったのに、最近また自分の意思でライティングをしてる。で、やっぱり楽しいかも、と思っていて。

楽しくするかどうかは自分次第なんだなあと痛感してる。
遠征に比べて日常はつまらない。けど、つまらなくしてるのが自分に起因してる部分もあるよな、と。

だから、頑張るんだ、また。
次にライブ行くときに、今よりも良い自分になっていたら、もっと楽しめるかもしれないから。

次は八食で、またみんなで見れるのが、楽しみで仕方ない。
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